2/9のお食事を用意してくださる志村さんが打ち合わせにいらっしゃいました。
簡素だけど品のよい器をご用意いただきました。菜の花のおひたし、菊花の生春巻、すみれのゼリーなど、春を感じさせる志村さんのお品書きに加え、いちかくさんの深川飯風(あさり入)おにぎりも決定!ワクワクしますね。
志村さんは時々、アート系の立食パーティでお料理の腕前を披露していらっしゃり、私もいただいた事があります。見た目の華やかさと配色の美しさ、そして何より美味しい。「美味しくなくっちゃね」とご本人もおっしゃってました。
以下、志村さんのコメントです。皆で幸せな時間を共有いたしませう。
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いけばなの花を愛するが、花を犠牲にせざるをえないことが
動植物を愛するが、食べてしまうことわりに似ていると思います。
花をいけて心を回復して生きていくこと
食べて命を得ていくこと
花に溶け込んで融通無碍(むげ)なる可能性が花ひらいたら・・・
花と植物は音声のあることばよりも、もっと根源的なことばであり
人と人をつなぎ幸福にする媒体です。
花とひとりひとりの宿命的なドラマのはじまり
食花
志村みづえ